[machicoの気になる調査レビュー]machicoアンケート「震災に関する意識2014」

 

東日本大震災から3年が過ぎました。
それぞれの3年間があり、環境や心の在り方もそれぞれに変化があったと思います。
広い視野で現状を知り、また大震災の教訓を忘れず今後の備えに活かすために、今年で3度目となる意識調査を行いました。

アンケート結果

総評

不安、風化、復興格差、絆、対策…今年も貴重なご意見をたくさんお寄せいただき、本当にありがとうございました。
身の回りの環境に、そして心にいまだ多くの不安が残る中、心配に感じたのは復興を実感する声が増えてきている一方、地震に対する危機感が少しずつ薄れてきているようにも見受けられたこと。
このアンケートをきっかけに、まわりの方々と話し合ったり、今一度地震対策を見直してみてください。
たくさんの思いを胸に、みなさまと手を取り合って復興の歩みを進めていくことが私たちの何よりの願いです。

Q1.自然災害に対して不安を感じていますか?

  • とても不安に感じている
  • やや不安を感じている
  • どちらでもない
  • あまり不安を感じていない
  • 全く不安を感じていない

Q2.あなた自身の生活について、東日本大震災の発生から、回復・復旧を実感していますか?

  • 回復・復旧を非常に実感している
  • やや回復・復旧を実感している
  • どちらともいえない
  • あまり回復・復旧を実感していない
  • 回復・復旧を全く実感していない

Q3.あなた自身、震災の記憶や防災への教訓が
忘れがちになっていると思いますか?

  • 忘れてはいない
  • 忘れがちになっている
  • どちらとも言えない

Q4.世間一般の人達が、震災の記憶や被災地の状況を
忘れがちになっていると思いますか?

  • 忘れられがち
  • どちらとも言えない
  • 忘れられてはいない

Q5.震災時の家族や知人との連絡手段・集合場所などを決めていますか?

  • 震災前から決めていた通り
  • 震災後見直した
  • 震災後決めた
  • これから決めようと思っている
  • 決めていない

Q6.減災・防災対策として何をしていますか?(複数回答)

Q7.もし大地震が発生したら、心配なことはなんですか?(複数回答)

  • 家族の安否
  • 水道・電気などライフラインの確保
  • 食料品の確保
  • 通信手段がない
  • 災害情報の入手
  • 家屋の被害
  • 交通機関の麻痺
  • 津波
  • その他

Q8.震災から3年経った現状から、思っていること、求めることなどがあれば教えてください。

不 安

~218回答~

地域ごとの復興の格差や目に見えない心の被害、原発問題…さまざまな不安を誰もが抱えています。ともに前進していくために、心を理解しあうことがその1歩になるのではないでしょうか。

エピソード紹介
  • まだまだ、仮設暮らしの方々がいることが、復興したとはいえない現実だと思います。
  • 自分自身の生活は、仙台の市内に住んでいてライフラインが復旧してから安定しているが、仕事などで接する方々を見ていると地域の格差があるように感じるし、復旧とはまだまだ遠く、震災のただなかにいる方も多いように感じる。しかし地産地消でお手伝いする意外、何が出来るのかわからないでいる。
  • 一部の地域の復興は進んでいる様ですが、生活の基盤としての復興や、心に深い傷を負った人々のケアなど、まだまだこれからなのではないかと思います。
  • 原発事故による、放射能もれ。除染が進んでいない。夏に海で泳げるのは、いつになるのだろう。
  • 沿岸部の復旧が遅れており、県内や東北の経済が立ち遅れていくことに不安を感じています。
  • 津波被害ばかり注目されがちですが、内陸部の揺れの恐ろしさは忘れられているようで残念です。内陸部なだけで揺れの心の被害を受けても、大丈夫なように思われているのが悲しいです。
  • 津波被害や原発被害にあっていない人も震災の被災者です。
  • 3年前、自分は内陸でアパート住まいを始めたばかりでした。自宅は沿岸北部。海からは2km離れていましたが津波で全て流されてしまいました。沿岸では防潮堤の建設が優先されており、宅地の整備はまだまだ先のようで、いつまで経っても人が住めるようにはならないのではないかと不安です。
風 化

~83回答~

3年が過ぎ、記憶の風化を問題視する声も聞かれました。忘れない、忘れられないために、一人ひとりが働きかけていく大切さを感じます。

エピソード紹介
  • 震災の怖さを忘れがちになっている自分に危機感を覚えます。ただ、テレビで震災の映像を見ると、つらくて目をそむけてしまいます。被害の多かった方々の現在の暮らしを知ると、もっと彼らに寄り添っていかなければ…と思います。
  • 私は遠方から友達が来ると必ず沿岸部を車で案内しています。震災の爪跡を見てもらい現状を知ってもらうと同時に、自分自身も災害の怖さと、今もそこで踏ん張っている人がいることを忘れないようにするためです。
  • 震災は忘れた頃にやってくるので、忘れずに生きたい。
  • 私は仙台市内に住んでいましたので、被害も少なかったですが、従姉妹や親戚が亡くなりました。家族を突然奪われた人たちの悲しみは三年たっても募る一方だと思います。お互いに風化させないように語り伝えていかなければならないと思う三年目になりました。
前 進

~76回答~

自分にできることを考え目標をかかげる方がいる、未来に向かって行動している方がいる。その事実が私たちの心に、ともにがんばろうという勇気を与えてくれます。

エピソード紹介
  • 全ての地域が元通り完全に回復したとは言えませんが、着実に回復はしていると思います。そして、3年経った今も復興への思いは弱まっていないと思います。これから何年先も震災のことは忘れずに、一人ひとりが誰かのためにがんばっていけたらと思います。
  • 周りに任せきりではなく、一人ひとりが防災の重要性や復興のスピードアップについて考えていかなければいけないなぁと思います。
  • 生きているものは、常に亡くなった人の分まで。
  • 被災地のお手伝いをするため、ボランティア団体の代表として、仙台に移ってきた僕としては、今、「出来る事を、出来る範囲で、出来る限り長く続ける」をモットーに、まだまだ活動をがんばっていくつもりです。
  • やはり祈るだけではなく行動を起こして復興の手伝いをしたい。(福島の物を買う、食べるなど)
対 策

~121回答~

過去2年と比べ、具体的なアクションが増えてきています。一人ひとりの心がけはもちろん、家族、学校、会社など、みんなで行動を起こしているエピソードも聞かれ、心強く思いました。

エピソード紹介
  • 震災後は反射式ストーブと、情報を知るためにラジオを聞くようになりました。いざという時にはすぐ避難できるように、知識として子どもにも言い聞かせています。
  • ペットも家族 と一緒に避難できる方法も必要だと思う。
  • 会社が津波で被災しました。不定期に携帯の安否確認や避難訓練があります。避難訓練はただこなすだけじゃなく、とても大事な行事になりました。
  • 子どもの小学校で、震災の体験を忘れないように、3月11日は給食なしでおにぎり持参とされました。
  • このアンケートで、震災の時の集合場所の話し合いや、家具の固定など改めて見直そうと思いました。
  • 安倍総理が3月11日を記念日にする動きを見せている。震災はどうしても忘れ去られてしまいがちなので、記念日にするのはとても良いことだと思う。
  • 地域で避難所開設の素案委員会をしていますが、中々進まず、苦慮しています。早く作り上げ、避難訓練など繰り返すことで、地域の絆を築いていきたいと思っています。

~10回答~

助け合う大切さを改めて感じました。人のあたたかさに力づけられた経験と感謝の気持ちを、未来につなげられるように行動していきたいですね。

エピソード紹介
  • 三年たち、今度は改めて震災を受け止める時期なのかなあと感じています。人によって、私はとても助けられました。震災で失ったものを、経験した人間として再考し、復興のために行動していこうと思っています。
  • それまで当たり前と思っていた日常の尊さや、助け合って生きていくことの大切さを実感し、感謝の思いを抱いた三年前。
  • 近所づきあいを密にして互いに協力していざという時に助け合いたい。
  • 幸せは人によって違う。とにかく周りの人とのかかわりが大切だと思います。まず話す。声を掛け合ったり大丈夫かなと心配する気持ち、助け合うという心。愛情と行動力、そして笑顔。

「震災に関する意識」アンケート結果【アーカイブ】

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